
今回は長野県の軽井沢宿から追分宿までを歩きました!
丁度軽井沢の紅葉が見頃なタイミングで休みが取れたのでラッキーでした(笑)
どこかヨーロッパのような雰囲気も味わえる軽井沢宿付近は、中山道の中でも唯一無二の景色が広がっています。それに紅葉も合わさると壮観です。
ここからは、軽井沢宿から追分宿までのルートと見どころを説明していきます!
※前回は松井田宿から坂本宿までの9.5キロを歩きました。
下記のリンクから詳細をご覧いただけます。
asakazetrainnews.hatenablog.com
1・ルート一覧


あさかぜ街道研究部 中山道順路覚書より引用
軽井沢宿から追分宿までのルートは上記の通りです。

軽井沢宿
実は観光の名所でもある軽井沢銀座通りは中山道軽井沢宿の中心地でもあります!
というわけで、軽井沢観光会館の建物付近からスタートします。
直進するとすぐに分岐が見えてきます。この分岐を右に進みます。

分岐地点 右に進む
その後、しばらく直進となります。
すると次第に見えてくるのは、日本では数少ない「ラウンドアバウト」です。
円形の交差点で車がぐるぐると通るような特徴的な道ですが、中軽井沢の看板がある道を直進してください。

中軽井沢 看板
しばらく歩いて離山の信号の地点を右に合流します。
南原を通過し、軽井沢中学前を左折です。踏切を渡ります。

軽井沢中学前 ここを左折する。
踏切を渡ってすぐの道を右折してください。
ここをしばらく直進ですが、徐々に迫力のある浅間山が見えてきます。
特に途中に通る前沢橋あたりから綺麗に見えました!
(後ほど詳しく紹介します!)
高架下を通って少し歩いた後、国道18号に合流します。左に進んでください。
合流して少し歩くと、中軽井沢の看板が見えてきます。
このあたりが沓掛宿の中心地となります。
続いて追分宿に向けて再び歩き始めます。
中軽井沢西を通過し、上田信用金庫軽井沢支店さんあたりから斜め左に進みます。
しばらく歩いて、再び国道18号に合流し左に進みます。
すると、すぐに3方向に分かれた岐路がありますが、真ん中の道を進みます。
少しわかりづらいので注意が必要です。
少し坂を上ると左側に道が見えてきます。その左側の道を進んでください。
しばらくすると再び国道18号に合流し、左に進みます。
その後、「軽井沢追分」と書かれた歩道橋が見えてきます。
この歩道橋を渡り、右側の歩道へ移動してください。
この付近には2軒のガソリンスタンドが並んでいますが、2軒目のガソリンスタンドのところで斜め右に進んでください。
直進すると、追分公園の看板が見えてきます。
このあたりから追分宿の中心地になります。
2・見どころ!其の1「美しい秋の軽井沢!」

軽井沢駅付近のモミジ
私が軽井沢を訪れたのが紅葉シーズンの11月だったので、丁度見ごろになっているモミジやイチョウを見ることが出来ました!
上の写真は軽井沢駅の近くで撮影しましたが、見事なまでに赤色に染まったモミジに感動しました。

沓掛宿付近のモミジ
少々ピンボケしていますが、沓掛宿の近くでも綺麗に紅葉したモミジに遭遇しました。
軽井沢町のお洒落な雰囲気と紅葉が合わさると最高です(笑)
冷涼な気候の軽井沢は、関東平野部よりも葉が色付くのが早いですね!
3.見どころ!其の2「軽井沢名物!ラウンドアバウト」

六本辻ラウンドアバウト手前
中山道を沓掛宿に向けて歩いていると、あまり見られない形の青看板が出てきます。
この交差点の形状は「ラウンドアバウト」といい、欧米では比較的よく見られる交差点の形状です。この軽井沢のラウンドアバウトは、正式には「軽井沢六本辻ラウンドアバウト」といいます。
日本では、ラウンドアバウトを整備する敷地の確保が難しく、全国的に見ても設置箇所が少ないんだそうです。
実際に歩いてみましたが、車・自転車・歩行者それぞれ皆ぐるぐる周るように道路を進むので不思議な感覚になりました(笑)
中山道は「ルート一覧」に記した通り、中軽井沢の看板がある道路へ進みます。

なかなか見られないラウンドアバウトの標識
4・見どころ!其の3「迫力のある活火山の浅間山」

浅間山
沓掛宿に近づくと見えてくる一際大きい山、浅間山。
個人的には、沓掛宿手前にある前沢橋あたりが一番きれいに浅間山が見れました!
この周辺からは、活火山のパワーを感じられる浅間山の山肌を綺麗に見ることが出来ます。
現在は北陸新幹線を走る列車名になっていますが、特急「あさま」号の名前の由来はこの浅間山から付けられたもので、周辺地域のシンボルとしても名を馳せています。
一方、2024年12月現在、浅間山の噴火警戒レベルは「2」に引き上げられており、火口周辺の入山規制が発令されています。中山道を歩く際も噴火した際に風によって火山灰が飛散する恐れがあるので、注意が必要です。
過去には、天明3年の浅間山噴火によって特に群馬県の旧鎌原村は、岩雪崩が直撃して多くの被害が出ました。さらには農作物の生育に影響が生じ、天明の大飢饉の大きな原因になったという歴史もあります。活火山の力は恐ろしいです…
5・その他史跡等一覧
・黄壁布屋


黄壁布屋
黄壁布屋は、沓掛宿と追分宿の中間に位置しています。
江戸時代の頃は黄壁布屋は米穀問屋であり、また造り酒屋・質屋などを営んでおり、江戸時代末期には寺子屋も開いていたそうです。
寛文10年に建てられたこの黄壁布屋は一度焼失しましたがすぐに再建され、その後何度か改修工事が行われ、現在も立派な家屋が江戸期と姿形変わらず現存しています。
またこのあたりは昔は借宿村という地名で、間の宿として栄えていたそうです。
・遠近宮

遠近宮
黄壁布屋のすぐに近くにあるこの神社は、遠近宮といい、読み方は「おちこちのみや」です。
名前の由来としては、在原業平が「信濃なる浅間の岳に立つけぶり、をちこち人の見やはとがめぬ」と詠んだ歌にちなんで名付けられたそうです。
祭神は浅間山の守り神である磐長姫であり、健康長寿、安産の神様としても有名です。
・秋葉神社

秋葉神社は、中軽井沢西付近の左斜めの道をしばらく歩いた所に位置しています。
境内には、「阿夫梨大神」、「中筒男命」と書かれた石碑がありました。
・軽井沢追分の一里塚

軽井沢追分の一里塚
追分宿の手前には追分の一里塚があります。
一里塚の特徴ともいえる小高い塚が今もなお残されている一里塚で、現在は付近には国道18号が通っています。
6・歩く時間の目安
自分が歩いた時の出発・到着時間は以下の通りです。
・軽井沢宿 8:44 発
・沓掛宿 9:49 着
・追分宿 11:29 着
自分の場合だと、軽井沢宿から追分宿まで2時間45分かかりましたが、沓掛宿で昼食をとったので本来は2時間ほどでついたと予測しています。
のんびり歩きたいという方は、3時間30分ほどあれば満喫できると思います!
最後のおまけに信濃追分駅の駅舎の写真を載せておきます。

しなの鉄道 信濃追分駅
この歴史ある駅舎は1909年に建てられたもので、なんと100年以上の歴史がある駅舎なんです!
信濃追分駅は1997年に北陸新幹線の開業に伴い、JR東日本からしなの鉄道に移管されました。
実は、JRを除いた普通鉄道では最も標高の高い駅でもあります。
鉄道の開通により寂れていた追分周辺を何とかしようと、合宿等で宿場の建物を利用することを推進するために設置された駅ということもあり、中山道との関係が深い駅でもあります。
以上で、ルートと簡単な見どころ紹介は終わりです。
さあ皆さんも街道を歩きましょう!