あさかぜブログ

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【中山道を歩こう!】妙義山を眺めながら安中宿から松井田宿までを歩く旅。

今回は中山道の安中宿から松井田宿までを歩きました!

次第に見えてくる妙義山や杉並木等、この宿場間も魅力が詰まっています。

 

ここからはルートや見どころを簡単に説明していきます!

 

※前回は高崎宿から安中宿までのおよそ10キロを歩きました。

下記のリンクから詳細をご覧いただけます。

asakazetrainnews.hatenablog.com

 

 

1・ルート一覧

あさかぜ街道研究部制作「中山道順路覚書」より引用。

安中宿から松井田宿までのルートは上記の通りです。

 

まず、伝馬町の看板を通過し直進、続いて安中市役所南七曲入口安中総合学園高校原市小学校東を順に通過します。

 

その後、中山道入口の看板の地点で右に合流します。ここにはコンビニがあり、なんとベンチまであるので小休憩を取るにはかなりオススメな場所です(笑)

 

その後すぐ左側に細い道がありますので、その道を斜め左に進んでください。

この付近に絶景スポットがあるので後ほど説明します!

 

歩き続けて再び道を左に合流します。

 

下町を通過し、仲町の手前あたりが松井田宿の中心になります。

 

2・見どころ!其の1「原市の杉並木」

原市の杉並木

原市といえば、埼玉県民としては上尾の原市が思い浮かびますが、群馬の安中にも街道沿いに原市という地名があります。

 

そして、その原市にあるのがこの「原市の杉並木」です。

 

 

上の写真によれば、現在は枯木の伐採等の影響で14本のみとなっていますが、天保15年の時点では原市に345本を植樹していたそうです。現在よりもかなり長い杉並木が存在していたそうですね。

 

また、原市だけでなく安中にも387本を天保15年に植樹していた事がわかります。

 

この安中の杉並木は今は0本ですが、七曲入口を過ぎたあたりに、「安中原市杉並木」と書かれた石標があります。おそらくこのあたりにも杉並木が展開されていたのだと思います。

 

こちらはおそらく樹齢およそ200年の杉です。

いかにも長い間街道を見守っていたような風格があります。

 

 

3・見どころ!其の2「徐々に近づく妙義山!」

妙義山

群馬県の代表的な山の一つである妙義山

この宿場間では徐々に大きく見えてくる妙義山が魅力の一つです。

 

妙義山は独特な形をしており、日本三大奇景の一つともされています。

自分は「群馬のグランドキャニオン」と呼んでいます(笑)

 

この写真は旧中山道入口を右に合流した後の左斜めに進む道にて撮影しました。

ここは知る人ぞ知る妙義山の撮影スポットです!

 

ベンチがあるので水分補給などの休憩にいいかもしれません。

 

4・その他史跡等一覧

日枝神社安中市郷原

日枝神社鳥居

中山道沿いに見えてくる立派な鳥居は日枝神社です。

バス停付近にあり、アクセス良好。

 

明治天皇原市御小休所

明治天皇原市御小休所

明治天皇原市御小休所。明治天皇がここで休憩を取られたそうです。

戦前までは国が史蹟に認定していましたが、現在は解除されているそうです。

 

5・松井田宿 到着!

松井田宿 仲町付近

仲町看板の手前が松井田宿の中心です。

 

歴史的な建造物が点在しており、宿場町の雰囲気が少し残っています。

 

安中宿と松井田宿の現代の街並みはそっくりです。

ただ、松井田宿に近づくにつれて、妙義山はくっきりと見えるようになってきます。

 

6・歩く目安の時間

自分が歩いた時の到着・出発時間は以下の通りです。

 

・安中宿 10:00 発

松井田宿 12:34 着

 

安中宿から松井田宿までは、9.6キロあります。

自分の場合は、安中宿から松井田宿まで合計2時間34分かかりました。

のんびり歩きたいという方は、3時間30分ほどあれば満喫出来ると思います!

 

 

以上で、ルートと簡単な見どころ紹介は終わりです。

さあ皆さんも街道を歩きましょう!

 

 

 

 

 

 

 

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