あさかぜブログ

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【中山道を歩こう!】碓氷峠はすぐ目の前!松井田宿から坂本宿を歩く旅

今回は雨の中、松井田宿から坂本宿までを歩きました!

 

「あいにくの雨」という言葉を使いがちですが、街道旅での雨は風情があって好きです。

 

ここからは、松井田宿から坂本宿までのルートと見どころを説明していきます!

 

※前回は安中宿から松井田宿までのおよそ10キロを歩きました。

下記のリンクから詳細をご覧いただけます。

asakazetrainnews.hatenablog.com

 

 

1・ルート一覧

あさかぜ街道研究部 中山道順路覚書より引用

松井田宿から坂本宿までのルートは上記の通りです。

 

松井田宿

仲町信号からスタートし、新堀西松井田駅の看板を直進します。

 

 

西松井田駅前を通過後、少しわかりづらいですが30㌔制限の標識のところを斜め左に進みます。

 

 

その後、信越本線の線路の右側の道を直進です。

※この時に「製紙踏切」という踏切がありますが、間違えて渡らないよう注意が必要です!

 

 

そのまま道を進み、第十中仙道踏切を渡ります。

 

 

その後しばらく歩いて国道18号線の道路に合流し、左に進みます。

 

 

直後、五料交差点を右折し、すぐにある丁字路は左折します。

 

 

しばらくすると五料平の合流地点が見えてきますが、手前の右側にある踏切を渡って下さい。道を間違えやすいポイントの一つでもあるので注意しましょう。

 

 

ここから先は傾斜のある坂となりますが、下の側溝をよく見てみると、アプト式のラックレールが活用されている事がわかります。(詳細は後ほど説明します!)

 

この坂を下るところが妙義山の絶景を楽しめるスポットです!

 

 

その後、左側にある「高墓踏切」という踏切を渡ります。

渡ったらすぐに左折してください。

 

 

そして、右側に「旧中山道の看板が見えてきますので、そこで右折して進んでください。

 

 

国道18号に合流した後、小山沢で再び斜め左に進みます。

 

 

しばらくしてまた国道18号に合流します。

 

 

少し歩いて右側の「第十五中仙道踏切」という踏切を渡ってください。

 

 

この先しばらく道なりですが、途中には峠の釜めし 本店」「碓氷関所跡」などの名所が多くあります。

 

 

横川駅を少し過ぎたあたりに道路の合流地点がありますが、右に進んでください。

 

 

そして見えてくるのが「薬師坂」と書かれた石標。その細い道(薬師坂)を登っていきます。

 

 

薬師坂を登った後、道路を右に合流します。

 

 

しばらく歩くと「坂本公民館」があり、この場所が今回の行程の最終地点となります。

坂本宿 坂本公民館の少し手前

 

2・見どころ!其の1「レールが街中の至る所に!?」

榎踏切付近にて撮影

私が驚いたのは五料平手前の榎踏切の近くにある側溝です。

 

 

よく見てみると、なんとアプト式鉄道でよくみられるラックレールなんです!

 

 

実はこのラックレールには、この横川という場所に深い関係があります。

 

 

今は高崎から出発する信越本線は横川止まりですが、かつては「横軽」と呼ばれた区間が存在し、軽井沢へとまだまだ線路は続いていました。

 

 

ただ、横川から軽井沢までの線路は非常に険しい勾配であり、安易に電車が走行できる区間ではなかったのです。

 

 

そこで、急勾配を登るときに滑り落ちないようにアプト式という方式が、横川~軽井沢間で採用されました。歯車のような車輪とレールとが噛み合うことによって前に進みます。

 

 

そのラックレールが今は中山道中の側溝として活用されているのを見ると、場所を変えつつも形を変えず今もなお周辺住民の生活を支えているたくましさを感じました。

 

信越本線線路沿いの柵

また、信越本線の線路沿いに設置されている柵にも、レールが再利用されていました。

 

 

見た目的にもかなり前のものだと思います。

 

 

横川の鉄道との繋がりは非常に深いものであると改めて実感しました。

あんな所にも!こんな所にも!?の連続でした(笑)

 

 

3・見どころ!其の2「入鉄砲出女 -碓氷関所‐」

碓氷関所

関所といえば「入鉄砲に出女」。

 

江戸に入ってくる鉄砲や江戸から出ていく大名の妻子を厳しく取り締まる場所が「関所」です。

 

現代でいえば「検問」のような感じですね。

 

この碓氷関所でも同様に取締が行われました。

 

 

ただ、当時の碓氷関所の建物は明治時代に取り壊されており、現存する上の写真の建物は昭和34年ごろに復元されたものなんだそうです。

 

 

東海道の鈴ヶ森刑場であったり、今回の碓氷関所であったり、街道を歩くと当時の治安維持のための仕組みや工夫がよくわかる史跡が多く、自分がもし江戸時代に生きていたら…とついつい考えちゃいます(笑)

 

4・見どころ!其の3「すぐそこに妙義山碓氷峠

妙義山(左側)

雨上がりだったので霧がかかっていますが、これはこれで風情があって良いですね。

 

江戸時代の人々も間違いなく同じような景色を見ていたのだろうと思わせる写真です。

 

碓氷峠の手前、坂本宿の街並み

坂本宿の中心は、実は横川駅周辺から少し離れた場所にあります。

 

 

坂本宿といえばこの一直線の道路、碓氷峠の入り口に向かうときには必ずこの道を通ります。

 

江戸時代の旅人はいよいよ峠に登るぞと、このあたりで気合を入れていたのかもしれませんね!

 

 

5・その他史跡等一覧

・補陀寺

西松井田駅交差点から少し歩いた所に位置する曹洞宗の寺院。

付近には松井田城址があり、補陀寺には松井田城主であった大道寺政繁の墓があります。

 

・漆原の一里塚跡

かつて一里塚があったこの場所は、松井田町大字新堀字漆原一里山といい、明治20年代までは南側と北側にそれぞれ一里塚があったそうです。

 

・碓氷神社

碓氷神社は松井田町五料に鎮座している神社です。

信越本線の線路沿いに位置しています。

源頼朝浅間山での巻狩の際に碓氷神社を訪れたといわれています。

 

・薬師坂

「薬師坂」と書かれた石碑が目印です。

横川駅を過ぎて坂本宿に向かう際に通りますが、松井田宿から坂本宿までの道の中では傾斜が一番きついと感じました。

登り始めてすぐの所に川久保薬師如来があります。坂の名前もおそらくこの薬師如来が由来だと思います。

 

・旅籠「かぎや」跡

坂本宿の中心部に位置している旅籠「かぎや」。

現在は営業していませんが、宿場町の賑わいのおもかげを残す貴重な建物です。

 

6・歩く時間の目安

自分が歩いた時の出発・到着時間は以下の通りです。

 

松井田宿 9:26 発

・碓氷関 10:58 着

・坂本宿 11:23 着

 

自分の場合だと、松井田宿から坂本宿まで1時間57分かかりました。

のんびり歩きたいという方は、3時間20分ほどあれば満喫出来ると思います!

 

 

以上で、ルートと簡単な見どころ紹介は終わりです。

さあ皆さんも街道を歩きましょう!

 

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